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開魯 かいろ Kāi lǔ

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世界大百科事典 第2版の解説

かいろ【開魯 Kāi lǔ】

中国,内モンゴル自治区南東部のチェリム(哲里木)盟の県。人口35万(1994)。西遼河北岸,通遼市の西約80kmにある。1908年(光緒34)県城がおかれて発展し,〈満州国〉時代には興安西省の省都にもなった。古くから,中国とモンゴル方面の交易地として栄え,今日でも,西部のシリンゴール(錫林郭勒)盟地方の農畜産物にとって重要な通遼~林西公路に沿う交易要地である。【小野 菊雄】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

開魯
かいろ / カイルー

中国北部、内モンゴル自治区ジレム盟西部の県。西遼河(せいりょうが/シーリヤオホー)の北岸にあり、遼寧(りょうねい/リヤオニン)省に隣接する。モンゴル名はターリンソブルガ。1905年に漢族に開放され、農民や商人が移住したが、12年にモンゴル人の焼討ちにあった。再度移住が奨励され、また東方の通遼(つうりょう/トンリヤオ)の大水害や南方の庫倫(クーロン)の暴動の影響で人口が増加した。コウリャン、大豆、小麦、アワ、ウシ、ヒツジ、天然ソーダ、甘草(薬草の一種)などを産し、西の林西(りんせい)、北の突泉(とっせん)などへの交通の要地である。遼代に林丹汗(りんたんかん)が建てたという13層の白いラマ塔がある。[浅井辰郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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