間宮不二雄(読み)まみやふじお(英語表記)Mamiya Fujio

図書館情報学用語辞典 第5版 「間宮不二雄」の解説

間宮不二雄

1890(明治23)-1970(昭和45).東京都出身.日本で最初の図書館用品専門製造販売業者.13歳で丸善入社.1915(大正4)年退社後,渡米し,タイプライター工場で修業各地見学翌年帰朝した.黒沢商店に勤務の後,1921(大正10)年独立,大阪に間宮商店創立,図書館用品専門業者となった.傍ら青年図書館員聯盟を結成,その書記長となり,16年にわたり『圕研究』(1928-1943)を編刊.1945(昭和20)年罹災後,北海道へ疎開.1961(昭和36)年ジャパン・ライブラリー・ビューローを創立して図書館用品業を再開した.『日本十進分類法』(1929),『日本目録規則』(1943),『日本件名標目表』(1944)を刊行し,その普及に努めた.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android