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頭蓋咽頭腫 とうがいいんとうしゅcraniopharyngioma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頭蓋咽頭腫
とうがいいんとうしゅ
craniopharyngioma

胎生期の頭蓋咽頭管の遺残から発生する先天性腫瘍。小児に多いが,成人に生じることもまれではない。全頭蓋内腫瘍の3~6%,小児脳腫瘍の約 10%を占める。大半はトルコ鞍部に発生し,ホルモン異常,視力・視野異常を起し,大きくなると脳圧亢進症状が起る (→トルコ鞍部腫瘍 ) 。診断は頭部単純X線撮影,CTスキャン,脳血管撮影,気脳撮影などによる。治療は主として手術による。全摘出は困難なことが多いが,良性腫瘍なので,部分摘出でも予後はかなりよい。

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