関東町(読み)かんとうまち

日本歴史地名大系 「関東町」の解説

関東町
かんとうまち

[現在地名]米沢市城西じようせい二丁目・西大通にしおおどおり一丁目

三の丸堀の内、鷹匠たかしよう町の北にある中級家臣屋敷町。南北の道の両側町。享保一〇年(一七二五)の城下絵図および城下書上に町名がみえるが、鷹匠町を含めたものと考えられる。同書上によれば町の長さ三町四四間・道幅五間・屋敷数七九。ほかに三の丸堀の外、番正ばんしよう町に通じる横道に沿う長さ三〇間・道幅四間・屋敷数一の関東町小路があった。


関東町
かんとうまち

[現在地名]長岡市関東町・なが町一丁目

文化二年(一八〇五)写延宝年中(一六七三―八一)の長岡町割絵図(安禅寺文書)によると、呉服ごふく町より北へ外堀を渡って通じる。北へは幅五間半の神田かんだ通が桶屋おけや町・神田町へと延び、道の東側一一軒・西側一〇軒の町。元和八年(一六二二)の町割の際の長岡一八ヵ町の一(温古之栞)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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