関電工(読み)かんでんこう(その他表記)KANDENKO CO., LTD.

百科事典マイペディア 「関電工」の意味・わかりやすい解説

関電工[株]【かんでんこう】

電気設備業界大手。1944年軍需政策で関東の電気工事業者7社を統合し,関東電気工事として設立。1984年現社名改称東京電力系で売上げ依存度は5割。特命工事の比重が大きい。ビル工場のハイテク化に伴い,ハイテク対応技術開発に積極的。電力向け光ファイバーや移動体通信の関連工事,原子力・情報関連等の新技術に強い。本社東京。2011年資本金102億円,2011年3月期売上高4624億円。売上構成(%)は,設備工事99,電気機器販売及び他1。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「関電工」の解説

関電工

正式社名「株式会社関電工」。英文社名「KANDENKO CO., LTD.」。建設業。昭和19年(1944)「関東電気工事株式会社」設立。同59年(1984)現在の社名に変更。本社は東京都港区芝浦。総合電気工事会社。東京電力系。業界最大手。電気設備工事が主力。原子力・情報通信関連など先端技術実績。電気機器の販売も行う。東京証券取引所第1部上場。証券コード1942。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関電工」の意味・わかりやすい解説

関電工
かんでんこう
KANDENKO CO.,LTD.

電気工事会社。東京電力系。1944年関東配電(現東京電力)の協力工事業者 8社が統合し,関東電気工事として設立。第2次世界大戦後の電力施設の復旧工事には全社をあげて専念した。1984年現社名に変更。設備工事業,電気機器販売業,不動産事業,リース業および発電事業を主たる事業とする。

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