閥閲(読み)ばつえつ

精選版 日本国語大辞典 「閥閲」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐えつ【閥閲・伐閲】

  1. 〘 名詞 〙 功を積んだ格式の高い家筋門閥門地家柄
    1. [初出の実例]「閥閲功労載詳家系」(出典:新編覆醤続集(1676)九・今枝内記図像小伝)
    2. 「甲 閥閲貴族〈略〉乙 平民」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐車千秋〕

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普及版 字通 「閥閲」の読み・字形・画数・意味

【閥閲】べつえつ・ばつえつ

功績ある家柄。〔後漢書彪伝〕(上議)士は宜しく才行を以て先と爲すべし。純(もっぱ)ら閥を以てすべからず。然れども其の歸は二千石ぶに在り。二千石賢ならば、則ち貢擧皆其の人を得ん。

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