閻魔帳(読み)エンマチョウ

デジタル大辞泉 「閻魔帳」の意味・読み・例文・類語

えんま‐ちょう〔‐チヤウ〕【×閻魔帳】

閻魔王死者生前行為や罪悪を書きつけておくという帳簿
教師が受け持ちの生徒成績出欠などを記入しておく手帳の俗称。

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精選版 日本国語大辞典 「閻魔帳」の意味・読み・例文・類語

えんま‐ちょう‥チャウ【閻魔帳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 閻魔王が、死者の生前の行ないの善悪などを書きとめておく帳面
  3. 教師が、生徒の成績や行状などを書きとめておく帳面。教師・学生仲間の語。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕
    1. [初出の実例]「相手がうつむいて閻魔帳に細かい数字の書込をやってゐる鼻先に」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉下)
  4. 警察官がもっている手帳。

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