閻魔帳(読み)エンマチョウ

精選版 日本国語大辞典 「閻魔帳」の意味・読み・例文・類語

えんま‐ちょう‥チャウ【閻魔帳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 閻魔王が、死者の生前の行ないの善悪などを書きとめておく帳面
  3. 教師が、生徒の成績や行状などを書きとめておく帳面。教師・学生仲間の語。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕
    1. [初出の実例]「相手がうつむいて閻魔帳に細かい数字の書込をやってゐる鼻先に」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉下)
  4. 警察官がもっている手帳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む