防火剤(読み)ぼうかざい

精選版 日本国語大辞典 「防火剤」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐ざい バウクヮ‥【防火剤】

〘名〙 防火加工防火塗料などに用いられる薬剤。燐酸二水素ナトリウム、硫酸アンモニウム硼砂など。
科学‐大正一五年(1926)一月号・防火剤の発明志賀泰山〉「硫酸アンモニア』等である近世の防火剤(バウクヮザイ)大抵は右薬品の混合物である」

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デジタル大辞泉 「防火剤」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐ざい〔バウクワ‐〕【防火剤】

不燃焼性または吸湿性をもつ薬剤。硼酸ほうさんナトリウム・炭酸マグネシウムなど。布の防火加工や防火塗料に用いる。

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