阿伎留神社(読み)あきるじんじや

日本歴史地名大系 「阿伎留神社」の解説

阿伎留神社
あきるじんじや

[現在地名]あきる野市五日市

松原まつばら鎮座祭神大物主神。旧郷社。社名は畔切・秋留などとも書くが、「あきる」は畔切の転訛であり、当地方の開発にかかわる神社であろう。「三代実録」元慶八年(八八四)七月一五日条に「授武蔵国正五位上勲六等畔切神従四位下」とみえる。祭神は主神大物主神のほか、相殿に味高彦根命・健夷鳥命および天児屋根命が祀られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「阿伎留神社」の解説

阿伎留神社

東京都あきる野市にある神社。「あきるじんじゃ」と読む。祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)、味耜高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)、建夷鳥神(たけひなとりかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)。毎年9月に行われる例大祭、五日市まつりが有名。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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