阿王塚古墳(読み)あおうづかこふん

日本歴史地名大系 「阿王塚古墳」の解説

阿王塚古墳
あおうづかこふん

[現在地名]板野町大寺

大寺の聖天おおてらのしようてん山の、阿王山の別名をもつ亀山かめやま神社に所在した積石塚。明治一九年(一八八六)社殿建築に伴って掘出されたもので、同二四年鳥居龍蔵が「徳島近傍の石棺(「東京人類学会雑誌」六―六三)で紹介し、その後大正六年(一九一七)笠井新也が「石塚の研究」(「人類学雑誌」三二―一)でも取上げた。これらの報告文によれば直径約二〇メートルの円墳で、箱式石棺を中心に左右前面に小石棺が配置され、石棺を囲んで方形土器列が存在したようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む