阿賀神社(読み)あがじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「阿賀神社」の意味・読み・例文・類語

あが‐じんじゃ【阿賀神社】

  1. 滋賀県東近江市小脇町の赤神山(太郎坊山)にある神社祭神正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさやあかかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)商売繁盛の神として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿賀神社」の意味・わかりやすい解説

阿賀神社
あがじんじゃ

滋賀県東近江(おうみ)市小脇町に鎮座。一般に太郎坊宮と通称されている。祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)。巨石を有する太郎坊山は古来湖東の霊山として仰がれ、鎌倉時代には当宮に源家武将からの奉幣があった。修行者参籠(さんろう)所として絶好の条件を備えていたため、当時の行者の姿が「太郎坊山の天狗(てんぐ)」として人口膾炙(かいしゃ)されていた。旧村社。3月23、24日の例祭ほか、5月第3日曜日にお田植祭、12月第1日曜日にお火焚(ひたき)祭が斎行される。近江鉄道太郎坊宮前駅から徒歩20分。

[吉井貞俊]

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