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霊山 りょうぜん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

霊山
りょうぜん

福島県北東部,伊達市中央部の旧町域。霊山 (825m) の西斜面にある。 1955年掛田町と石戸村,霊山村,小国村の3村が合体して霊山町が成立。 2006年伊達町,梁川町,保原町,月舘町と合体して伊達市となった。

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霊山
りょうぜん

福島県北東部,阿武隈高地の北部にある山。標高 825m。新第三紀安山岩玄武岩および花崗岩類の溶岩台地からなる。9世紀頃慈覚大師円仁が開山,霊山寺を建立。以来霊山と呼ばれる。今日でも根本堂,堂塔礎石がある。

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デジタル大辞泉の解説

りょう‐ぜん〔リヤウ‐〕【霊山】

福島県北東部、伊達(だて)市と相馬市との境にある山。標高825メートル。奇岩が連なる。慈覚大師建立の霊山寺跡や霊山城跡がある。
京都市東山区霊山町にある山。東山三十六峰の一。中腹に正法寺がある。
霊鷲山(りょうじゅせん)の異称。

れい‐ざん【霊山】

神仏を祭った神聖な山。霊域である山。

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世界大百科事典 第2版の解説

りょうぜん【霊山】

福島県伊達郡霊山町と相馬市にまたがる阿武隈高地北部の山。標高805m。国の史跡,名勝。中腹以下は花コウ岩からなり傾斜もゆるやかであるが,山頂付近は,新第三紀初期の火山活動によって噴出した霊山層からなり,火山角レキ岩,安山岩,玄武岩などの硬い岩層からできているので,浸食に抗し,周辺より一段高いテーブル状の山形をなしている。特に西側と南西側は浸食が進み断崖をなし,鷲岩,離岩,東の物見岩,西の物見岩などの塔状の奇岩が連なり,秋の紅葉期にはみごとな景観を呈する。

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大辞林 第三版の解説

りょうぜん【霊山】

福島県北東部にある山。海抜825メートル。奇岩・怪石が連なる阿武隈山地の名山。慈覚大師が建立した霊山寺の跡や、北畠顕家が義良のりよし親王(のちの後村上天皇)を奉じて築城した霊山城址などがある。
京都市の東山三十六峰の一。中腹の正法寺には梅田雲浜うんぴん・木戸孝允・坂本竜馬など、維新の志士の墓がある。
霊鷲山りようじゆせんの略称。

れいざん【霊山】

神仏などをまつってある神聖な山。また、すぐれて立派な山。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福島県〕霊山(りょうぜん)


福島県北東部、阿武隈(あぶくま)高地北部の名峰。標高825m。花崗(かこう)岩の基盤の上に角礫岩(かくれきがん)など火山性の霊山層が載った溶岩台地で、平坦(へいたん)な山頂を囲んで鷲(わし)岩・西ノ物見(にしのものみ)岩・東ノ物見岩・離(はなれ)岩などの奇岩がそびえ、山頂の周囲は標高差約200mの断崖(だんがい)をなす。南北朝期の内乱期、南朝方・北畠顕家(きたばたけあきいえ)が義良(のりよし)親王を奉じて拠()った霊山城跡、多賀城(宮城県)の陸奥国府が一時移転した国司館跡があり、国の史跡・名勝。紅葉の名所としても知られる。

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国指定史跡ガイドの解説

りょうぜん【霊山】


福島県伊達市霊山町石田、霊山町大石と相馬市玉野との境にそびえる標高825mの山。玄武岩の熔岩台地であり、周囲を断崖絶壁に囲まれているため自然の城郭となり、南北朝時代に南朝の拠点として霊山城が築かれた。1934年(昭和9)に国の史跡および名勝として指定された。霊山は平安時代初期に第3代天台座主、慈覚大師円仁(794~864年)によって開かれ、天台宗の拠点として栄えた。南北朝時代の1337年(延元2)、北畠顕家(あきいえ)が義良(のりなが)親王(後の後村上天皇)を奉じて霊山城を築いた。奥羽地方における南朝方の一大拠点となり、陸奥国の国府が置かれた。1347年(正平2)に落城し、以後、歴史の表舞台から消えた。現在、山頂に国司舘(国府の役人の住居)の礎石が残っている。域内の日枝社観音堂は往時をしのぶ遺構である。霊山城跡へは、JR東北新幹線ほか福島駅から福島交通バス「行合道」下車、徒歩約1時間。

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世界大百科事典内の霊山の言及

【霊鷲山】より

…その頂が鷲の姿に見えることから,サンスクリットではグリドラクータGṛdhrakūṭa(〈鷲の峰〉の意)と呼ばれ,耆闍崛多(ぎしやくつた)と音写されるため,耆闍崛山(ぎしやくつせん)とも称される。霊鷲山は意訳で,霊山(りようぜん)とも略される。釈迦が説法した地として有名で,大乗経典の《法華経》《無量寿経》もここで説かれたとされる。…

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