除染土再利用

共同通信ニュース用語解説 「除染土再利用」の解説

除染土再利用

東京電力福島第1原発事故で、福島県内の宅地農地を汚染した放射性物質を取り除く除染で出た土や廃棄物は、1月末時点で東京ドーム11杯分の約1341万立方メートルが中間貯蔵施設に搬入された。環境省は全量そのままの処分は実現性が乏しいとして、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下の除染土を再利用する方針。県内の実証試験では、南相馬市盛り土を造り、周辺の放射線量に大きな変動はなかった。飯舘村では農地を造成し、収穫した作物の放射性セシウム濃度は基準値を大きく下回った。

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