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除角 じょかくdehorning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

除角
じょかく
dehorning

生後1,2週間に子や子やぎのを除いて育成管理を容易にする処置。性質は温和になるが泌乳や繁殖には影響しない。除角の方法動物を横に倒して角の出る部分の毛を刈取り,棒状カセイカリをこすりつけて角組織をこわしたあと,傷跡にヨードチンキなどを塗り消毒しておく。また電気ごてで焼く方法もある。おもに乳牛に対して行われたが,肉牛でも追込み式や開放式牛舎での群飼いが普及するようになったので,除角するようになった。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょかく【除角 dehorning】

家畜の角をとり除く作業。除角により動物の性質が温順になり,管理の危険が減少し,また群飼した場合の個体間の競合や闘争が緩和される。方法としてはふつう幼時に角の成長点を焼烙(しようらく)して発育を止める方法がとられている。まず動物を保定して,角の生えてくる部分の毛を刈って硝酸銀または棒状の苛性カリで強くこする。十分に焼かないと,あとで短いゆがんだ角が生えて,かえって醜くなる。赤熱した焼きごてで焼いたり,鋭利な小刀で切りとる方法もある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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