精選版 日本国語大辞典 「陸釣り」の意味・読み・例文・類語 おか‐づりをか‥【陸釣・岡釣】 〘 名詞 〙① 海岸、川岸などで魚を釣ること。⇔沖釣り・船釣り。[初出の実例]「岡釣のうしろ姿や秋の暮」(出典:俳諧・五元集(1747)亨)② 幇間(ほうかん)、芸人などが、屋外で、それとなく待ち受けて客引きをすること。〔俚言集覧(1797頃)〕[初出の実例]「川端歩行野幇間(のだいこ)の岡釣(ヲカヅリ)は、うろうろ舟の火かげより、客を見つけて飛乗りの二人船頭」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三)③ 男が女をあさること。おんなあさり。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「陸釣り」の意味・わかりやすい解説 陸釣りおかづり 海・川を問わず船を使わない釣りの総称。海釣りでは、磯(いそ)釣り、砂浜での投釣り、それに防波堤の釣りが含まれる。川釣りは、湖沼での船釣りを除いて陸釣りが多い。陸張(おかっぱ)りも同じ意味。[松田年雄][参照項目] | 釣り 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例