デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆海」の解説 隆海 りゅうかい 815-886 平安時代前期の僧。弘仁(こうにん)6年生まれ。摂津の漁師の子。摂津国講師の薬円について出家。三論を願暁に,法相(ほっそう)を仲継に,真言を真如にまなぶ。貞観(じょうがん)11年(869)大和国講師。大和元興(がんごう)寺にはいり,仁和(にんな)元年律師となった。晩年は浄土教に帰した。仁和2年7月22日死去。72歳。俗姓は清海。法名は澄海とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例