隠れ借金(読み)かくれしゃっきん

百科事典マイペディア 「隠れ借金」の意味・わかりやすい解説

隠れ借金【かくれしゃっきん】

一般会計予算と特別会計予算のやり繰りなどの特殊な会計操作によって,数字上,歳出の削減・歳入の確保を行うこと。国債の発行額を抑えることができるが,実質は借金を次年度に繰り越すだけである。1995年度には特例法による隠れ借金が7兆円あったが,財政の実体を分かりにくくしているとの指摘もあり,1996年度は国債整理基金特別会計(〈減債基金〉参照)への定率繰入れを復活させるなどの処置を行い,約1億円に圧縮した。1997年度末の一般会計の残高は約45兆円であったが,1998年度末の残高では10兆2750億円となっている。これは約28兆円にのぼる国鉄清算事業団の長期債務を一般会計にくり入れたためである。

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