隠匿物資(読み)イントクブッシ

精選版 日本国語大辞典 「隠匿物資」の意味・読み・例文・類語

いんとく‐ぶっし【隠匿物資】

  1. 〘 名詞 〙 不正に隠してある物資。特に、太平洋戦争中に陸海軍が買い上げ、戦後一部軍人や軍需会社が不正に隠して利益をあげた、食糧繊維鉄鋼ガソリンなどをいった。
    1. [初出の実例]「隠匿(イントク)物資は何も無いので、店へ並べた、変りばえもしないものばかり」(出典:人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む