雀宮宿(読み)すずめのみやしゆく

日本歴史地名大系 「雀宮宿」の解説

雀宮宿
すずめのみやしゆく

[現在地名]宇都宮市雀の宮一―七丁目・宮の内一―四丁目など

雀宮村の内にあった日光街道宿場。寛永期(一六二四―四四)以後宿駅として成立し、承応三年(一六五四)検地を受け高五一四石余となる。天保一四年(一八四三)には石橋いしばし宿へ一里半五町、宇都宮宿へ二里一町、関宿せきやど多功たこう(現河内郡上三川町)へ一里半五町、町並南北で五町二〇間、建人馬は二五人・二五匹。宿内家数七二(うち本陣一・脇本陣一・旅籠屋三八)、男一三八・女一三〇、正徳元年(一七一一)の駄賃並人足賃は石橋宿まで荷駄一駄六五文・乗掛荷人とも同断・から尻馬一匹四三文・人足一人三二文、宇都宮宿まで荷物一駄八〇文・乗掛荷人とも同断・から尻馬一匹五三文・人足一人四一文、多功村まで荷物一駄六五文・乗掛荷人とも同断・から尻馬一匹四三文・人足一人三二文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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