コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

集束超音波治療 しゅうそくちょうおんぱちりょうfocused ultrasound surgery

知恵蔵の解説

集束超音波治療

子宮筋腫の新しい治療法。MRIの検査を行いながら、208個の超音波発信装置から超音波を一点に集束させて子宮筋腫を焼き切る方法。開腹手術と異なり、子宮筋腫だけを取り除くことができる。超音波が集まるところではやや温度が上がり、熱感を感じたり、少しの痛みを伴ったりすることがある。しかし、侵襲(肉体への負担)はきわめて低く、副作用はほとんどないとされる。適用となるのはMRI検査で筋腫が確認できる例や、筋腫の大きさが直径4〜10cmくらい、数は4個以下のものが望ましいとされている。この治療法では2〜3日の入院か、日帰りが可能。まだ医療保険の適用にはなっていない。乳がんや良性乳腺腫瘍にも応用されている。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

集束超音波治療の関連キーワードラウターバーマンスフィールド(Peter Mansfield)BOLD効果膵(臓)がん脳卒中(脳血管発作)胸膜腫瘍脊髄腫瘍定位放射線治療脳血管性認知症FUS

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

集束超音波治療の関連情報