雪加(読み)セッカ

デジタル大辞泉 「雪加」の意味・読み・例文・類語

せっ‐か【雪加/雪下】

セッカ科セッカ属の鳥。スズメより小形で、体のわりに尾が大きい。背面は黄褐色に黒い縦斑があり、腹面白っぽいユーラシアに広く分布日本では夏鳥として草地川原でみられ、上昇しながらヒッヒッ、下降のときにチャッチャッと鳴く。 夏》「―鳴き端居にとほき波きこゆ/秋桜子

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精選版 日本国語大辞典 「雪加」の意味・読み・例文・類語

せっ‐か【雪加・雪下】

  1. 〘 名詞 〙 ウグイス科小鳥全長約一二センチメートル。体の上面は淡黄褐色で背に黒褐色の斑紋があり、下面は黄白色。尾は比較的長く、広げるとうちわ状になる。ヨーロッパ南部、アフリカ、アジア南部に分布し、日本では本州以南の草原、葦(あし)原で繁殖し、冬は暖地に渡る。五~七月、イネ科植物の茎にコップ形の精巧な巣をつくる。《 季語・夏 》 〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雪加」の解説

雪加 (セッカ)

学名Cisticola juncidis
動物。ヒタキ科の渡り鳥

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