雪潭紹璞(読み)せったん しょうぼく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雪潭紹璞」の解説

雪潭紹璞 せったん-しょうぼく

1801-1873 江戸後期-明治時代の僧。
享和元年生まれ。臨済(りんざい)宗。10歳で出家。のち美濃(みの)(岐阜県)慈恩寺棠林宗寿(どうりん-そうじゅ)に師事,印可をうける。弘化(こうか)4年美濃正眼寺の住持となる。慶応3年真如明覚禅師の号をおくられた。明治6年9月18日死去。73歳。紀伊(きい)牟婁郡(むろぐん)大田(和歌山県)出身。俗姓吉田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む