雲室(読み)うんしつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲室」の解説

雲室 うんしつ

1753-1827 江戸時代中期-後期儒者,画僧
宝暦3年3月5日生まれ。宇佐美灊水(しんすい)にまなび,のち林家に入門し,市河寛斎師事。天明8年武蔵(むさし)上尾(あげお)宿(埼玉県)に私塾聚正(しゅうせい)義塾をひらく。寛政4年江戸芝の浄土真宗本願寺派光明寺住職。詩文にすぐれ,画は山水画を得意とした。文政10年5月9日死去。75歳。信濃(しなの)(長野県)出身。名は鴻漸,了軌。字(あざな)は元儀,公範。別号に証範など。著作に「雲室随筆」「宋詩画伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「雲室」の解説

雲室 (うんしつ)

生年月日:1753年3月5日
江戸時代中期;後期の南画僧
1827年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android