精選版 日本国語大辞典 「宇佐美灊水」の意味・読み・例文・類語 うさみ‐しんすい【宇佐美灊水】 江戸中期の古文辞学派の儒者。上総の人。名は恵。通称恵助。荻生徂徠に学び、「四家雋」「南留別志」等、徂徠の遺著を刊行。松江藩の儒臣。主著「弁道考註」「絶句解考証」。宝永七~安永五年(一七一〇‐七六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「宇佐美灊水」の意味・わかりやすい解説 宇佐美灊水 (うさみしんすい)生没年:1710-76(宝永7-安永5) 江戸中期の儒者。名は恵,通称は恵助,字は子迪,灊水は号。上総国夷隅郡の農商兼業の豪家の出身。17歳のとき江戸に出て荻生徂徠に入門,師の没後も蘐園塾(けんえんじゆく)にとどまって古文辞学を学ぶ。一度帰郷したのち再び江戸に出,芝の三島で開塾。晩年,松江藩に出仕。学風は徂徠の経学を忠実に継承する。著書に《弁道考注》《弁名考註》《論語徴考》《学則考》など。執筆者:三宅 正彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇佐美灊水」の解説 宇佐美灊水 うさみ-しんすい 1710-1776 江戸時代中期の儒者。宝永7年1月23日生まれ。荻生徂徠(おぎゅう-そらい)の晩年の弟子。寛延元年出雲(いずも)松江藩につかえる。師の遺著の校訂,刊行に力をつくした。安永5年8月9日死去。67歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。名は恵。字(あざな)は子迪(してき)。通称は恵助。著作に「弁道考注」「論語徴考」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
367日誕生日大事典 「宇佐美灊水」の解説 宇佐美灊水 (うさみしんすい) 生年月日:1710年1月23日江戸時代中期の儒者1776年没 出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報 Sponserd by