精選版 日本国語大辞典 「雲門宗」の意味・読み・例文・類語
うんもん‐しゅう【雲門宗】
※古文真宝笑雲抄(1525)一「雲門宗に日渉園夫と号する人が有ぞ」
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…福州で,雪峰義存の禅をつぎ,韶州で南漢劉氏の帰依をうけて,雲門山光泰禅院を開く。あたかも五代乱離のとき,南漢はやや平和を保ちえたので,門下にすぐれた弟子が出て,雲門宗を形成する。その特色は相手の質問のポイントをつく,簡明直截の句にあり,天子の風ありと称せられて,その語録が尊ばれるほか,宋代に雪竇重顕(せつちようちようけん)が〈頌古百則〉をつくって,その文学性を強める。…
※「雲門宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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