雲鶴(読み)ウンカク

デジタル大辞泉 「雲鶴」の意味・読み・例文・類語

うん‐かく【雲鶴】

雲とつるとを組み合わせた文様位袍いほうに多く用いられ、親王および太閤所用とされた。
高麗こうらい青磁の一。表面白土をはめ込んだ象眼青磁で、雲や鶴の模様を表す。雲鶴手

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精選版 日本国語大辞典 「雲鶴」の意味・読み・例文・類語

うん‐かく【雲鶴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雲と鶴。
    1. [初出の実例]「天紙風筆画雲鶴、山機霜杼織葉錦」(出典懐風藻(751)述志〈大津皇子〉)
  3. 雲と鶴とを配合した総模様の名。綾、錦などの袍(ほう)の模様に多く用いられる。この模様の綾の位袍は、親王および太閤となった人が着た。
    1. 雲鶴<b>②</b>
      雲鶴
  4. うんかくせいじ(雲鶴青磁)

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