電子署名(読み)デンシショメイ

デジタル大辞泉 「電子署名」の意味・読み・例文・類語

でんし‐しょめい【電子署名】

電子的に作成された署名全般のこと。暗号技術などを用いて文書正当性を証明するものをデジタル署名という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「電子署名」の解説

でんししょめい【電子署名】

インターネットを通じてやり取りされるデータの正当性を保証するために用いられる電子的な署名の総称認証局が発行する電子証明書と合わせて、データの作成者が誰なのかを示し、データが改ざんされていないことを保証する。◇公開鍵暗号などの暗号技術を用いたものを特に「デジタル署名」というが、区別しないことも多い。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「電子署名」の解説

電子署名

ネットワーク経由で送られてきたデータが、正当な相手から送信され、改ざんや偽造されていないことを確認する方法日本では、「電子署名及び認証業務に関する法律」によって、電子署名が紙の署名や押印と同等の法的効力を持つことが定められている。電子署名は、公開鍵暗号化方式を応用して作られ、文書に埋め込まれる。電子署名付きの文書を受け取ったユーザーは電子署名を検証することで、改ざんや偽造がされていない正当な文書であることを確認できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

知恵蔵 「電子署名」の解説

電子署名

データがオリジナルであり、改変されていないことを示すため、データ中に埋め込まれる暗号化された特殊な情報のこと。電子署名は、オリジナルのデータから生成される。有効性をチェックする際は、再度データから電子署名を作成し、埋め込まれたものと一致するかを調べる。データが改ざんされた場合は、署名が一致しない。電子署名自体の改ざんを防ぐため、署名作成時には、電子証明書やパスワードといった外部の情報を組み合わせて暗号化される。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

農林水産関係用語集 「電子署名」の解説

電子署名

電子的な文書に付与する、電子的な徴象であり、紙文書での印やサインに相当する機能を意図したものである。主に否認防止、偽造・改竄の防止のために用いられるもの。

出典 農林水産省農林水産関係用語集について 情報

情報セキュリティ用語辞典 「電子署名」の解説

電子署名

データの完全性(通信途中に改ざんされていないこと)と、送信者の非否認性(確実に本人から送信されたものであること)を証明する仕組み。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

ブランド用語集 「電子署名」の解説

電子署名

電子署名とはネットワークを介して取引などを行う際に本人であることを認証する技術のことをいう。公開鍵方式の暗号技術が用いられる。

出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報

百科事典マイペディア 「電子署名」の意味・わかりやすい解説

電子署名【でんししょめい】

デジタル署名

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「電子署名」の意味・わかりやすい解説

電子署名
でんししょめい

パスワード

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android