デジタル大辞泉 「電気機械結合係数」の意味・読み・例文・類語 でんききかい‐けつごうけいすう〔‐ケツガフケイスウ〕【電気機械結合係数】 圧電効果の効率を表す量。機械的エネルギーと電気的エネルギーの比の平方根で定義される。一般に素子の形状により共振のモードが異なるため、形状別の実用式が用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気機械結合係数」の意味・わかりやすい解説 電気機械結合係数でんききかいけつごうけいすうelectromechanical coupling coefficient 圧電材料や磁歪材料において,電磁的エネルギーが力学的エネルギーに変換される効率,すなわち電気量と機械量の間の結合の程度を示す係数。電気機械結合係数 k は,外から試料に与えられた電気的エネルギーを Ei とし,そのうち機械的エネルギーとして試料中にたくわえられるエネルギーを Em とすると, で与えられる。試料の形や電界,磁界のかけ方,試料の変形の仕方などでその大きさは異なる。チタン酸バリウムで 0.2~0.5,ロシェル塩で 0.4程度となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by