電気通信省(読み)デンキツウシンショウ

デジタル大辞泉 「電気通信省」の意味・読み・例文・類語

でんき‐つうしんしょう〔‐ツウシンシヤウ〕【電気通信省】

もと内閣各省の一。電気通信事業管掌。昭和24年(1949)逓信省から分離して設置され、昭和27年(1952)日本電信電話公社設立によって廃止

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精選版 日本国語大辞典 「電気通信省」の意味・読み・例文・類語

でんきつうしん‐しょう‥シャウ【電気通信省】

  1. 〘 名詞 〙 電気・通信関係の行政を行なうための中央官庁。昭和二四年(一九四九)に逓信省から分離して新設され、同二七年日本電信電話公社設立により廃止。電信電話事業は公社に、監督業務は郵政省に引き継がれた。

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百科事典マイペディア 「電気通信省」の意味・わかりやすい解説

電気通信省【でんきつうしんしょう】

電気通信事業,航空保安業務の実施に当たった旧中央官庁。1948年設置。私設の有線設備の規律および監督に関する行政事務も担当する。1952年廃止,日本電信電話公社(1985年民営化して日本電信電話株式会社となる)に改組。電信電話に関する監督行政は郵政省に移管された。
→関連項目全逓信労働組合逓信省

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気通信省」の意味・わかりやすい解説

電気通信省
でんきつうしんしょう

1949年,設置法 (昭和 23年法律 245号) により設けられた,電気通信事業,電波管理などを遂行した政府機関。 52年,日本電信電話公社の設立に伴い廃止。

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