霊台(読み)レイダイ

デジタル大辞泉 「霊台」の意味・読み・例文・類語

れい‐だい【霊台】

中国、周の文王が建てた物見台の称から》天文台
魂のある所。精神。霊府
「無絃のきんを―に聴く」〈漱石草枕

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精選版 日本国語大辞典 「霊台」の意味・読み・例文・類語

れい‐だい【霊台】

  1. [ 1 ] 中国、周の文王が建てた天文観測のための物見台。文王の徳を慕って称したもの。〔詩経大雅・霊台〕
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙
    1. ( [ 一 ]から ) 天文、雲気、天候などを観測する台。天文台。〔後漢書‐章帝紀〕
    2. 魂のある所。心意の府。霊府。精神。
      1. [初出の実例]「君不聴、君不聴、調御髻珠、秘霊台」(出典:性霊集‐一(835頃)徒懐玉)
      2. [その他の文献]〔荘子‐庚桑楚〕
    3. れいだいろう(霊台郎)」の略。

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普及版 字通 「霊台」の読み・字形・画数・意味

【霊台】れいだい

西周辟雍(へきよう)(神宮)附設の建物。〔詩、大雅、霊台〕靈臺を經始し 之れを經し之れを營す 庶民之れを攻(をさ)め 日ならずして之れを

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