霜除け(読み)シモヨケ

デジタル大辞泉 「霜除け」の意味・読み・例文・類語

しも‐よけ【霜除け】

冬、霜の害を防ぐために、こも・縄・わらなどで作物樹木を覆うこと。また、その覆い。霜がこい。霜おおい。 冬》母親を―にして寝た子かな/一茶

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「霜除け」の意味・わかりやすい解説

霜除け
しもよけ

野菜草花などを凍害寒害から守り、露地で越冬させるための方法南側をあけたよしずの片屋根をつくったり、株間に敷き藁(わら)をしたり、ササやタケを立てて、熱の放射冷却を防ぐ。果樹灌木(かんぼく)を俵や藁で包む場合もある。

[安藤隆夫]

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