日本歴史地名大系 「青井古墳群」の解説
青井古墳群
あおいこふんぐん
青井半島は、響灘に東から突き出た標高二四メートル余の花崗岩丘陵で、南北の基部を、
六基の古墳は、いずれも横穴式石室を内部主体とし、うち四基には墳丘が残っていた。この古墳群を特徴づけるものは墳丘で、頂上にある第二号墳の墳丘は地山を台状に削り出した上に墳丘を盛り上げた二段築成で、その平面形は長径一〇メートル、短径七メートルの長円形である。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報