青来有一(読み)セイライユウイチ

デジタル大辞泉 「青来有一」の意味・読み・例文・類語

せいらい‐ゆういち〔‐イウイチ〕【青来有一】

[1958~ ]小説家長崎の生まれ。長崎市役所に勤務のかたわら創作活動を行い、現代の長崎を舞台にした「聖水」で芥川賞受賞。他に「ジェロニモの十字架」「爆心」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青来有一」の解説

青来有一 せいらい-ゆういち

1958- 平成時代の小説家。
昭和33年12月13日生まれ。長崎市役所に勤務する。そのかたわら小説をかき,平成7年「ジェロニモ十字架」で文学界新人賞。13年現代の長崎を舞台にした「聖水」で芥川賞をうけた。19年「爆心」で伊藤整文学賞,谷崎潤一郎賞。長崎県出身。長崎大卒。本名は中村明俊。

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