青柳種信(読み)あおやぎ たねのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青柳種信」の解説

青柳種信 あおやぎ-たねのぶ

1766-1836* 江戸時代後期国学者
明和3年2月20日生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。加藤千蔭(ちかげ),本居宣長(もとおり-のりなが)らにまなぶ。文化9年伊能忠敬(ただたか)の筑前測量を補佐し,その求めに応じて「宗像宮(むなかたぐう)略記」「後漢金印略考」をかいた。天保(てんぽう)6年12月6日死去。一説に17日ともいう。70歳。初名は種麿。通称は勝次など。号は柳園

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青柳種信」の意味・わかりやすい解説

青柳種信
あおやぎたねのぶ

[生]明和3(1766).筑前,福岡
[没]天保6(1835)
江戸時代後期の国学者。福岡藩士。本居宣長に師事す。主著『筑前続風土記拾遺』『宗像宮略記』。

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367日誕生日大事典 「青柳種信」の解説

青柳種信 (あおやぎたねのぶ)

生年月日:1766年2月20日
江戸時代中期;後期の国学者;筑前福岡藩士
1836年没

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世界大百科事典(旧版)内の青柳種信の言及

【三雲遺跡】より

…福岡県糸島郡前原町三雲にある弥生時代から古墳時代前期の遺跡群。糸島平野の南寄りの微高地にあり,1822年(文政5)に甕棺墓から前漢鏡35面をはじめ,ガラス璧(へき),勾玉,管玉,有柄銅剣,銅矛,銅戈などが発見されており,この記録である青柳種信の《柳園古器略考》と共に有名。天明年間(1781‐89)にも近くの井原鑓溝(やりみぞ)から後漢鏡21面や巴形銅器,鉄刀などが発見されている。…

※「青柳種信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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