精選版 日本国語大辞典 「青瓷」の意味・読み・例文・類語
あお‐じ あを‥【青瓷】
〘名〙
※宇津保(970‐999頃)楼上上「檜皮(ひはだ)をばふかで、あをじの濃き薄き、黄ばみたるを、〈略〉ふかせ給へり」
② 染色の名。①のような色。
※源氏(1001‐14頃)若菜下「紅梅二人、桜二人、あをじのかぎりにて、衵(あこめ)濃く薄く、うち目などえならで着せ給へり」
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