非思量(読み)ヒシリョウ

デジタル大辞泉 「非思量」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しりょう〔‐シリヤウ〕【非思量】

仏語。すべての相対的な観念を捨てた無分別境地座禅の要とされる。

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精選版 日本国語大辞典 「非思量」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しりょう‥シリャウ【非思量】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。特に禅宗で、とらわれを捨て、真理一体になる、本来面目の上の思量をいう。教理を理解する上での無分別の態度に相当し、坐禅の際の要とされる。非思量底。〔普勧坐禅儀(1227)〕

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