デジタル大辞泉 「靫草」の意味・読み・例文・類語 うつぼ‐ぐさ【×靫草】 シソ科の多年草。山野に生え、高さ10~30センチ。茎は四角柱。全体に白い毛がある。夏、紫色の唇形の花が集まった穂を出す。花穂は夏に枯れて黒くなり、これを漢方で夏枯草かごそうといい、利尿薬にする。うるき。《季 夏》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「靫草」の意味・読み・例文・類語 うつぼ‐ぐさ【靫草】 〘 名詞 〙① シソ科の多年草。各地の山野や道ばたの日当たりのよい草地に生える。高さ一〇~三〇センチメートル。茎は角柱形で全体に白い粗毛がある。葉は長さ二~五センチメートルの長楕円形で対生する。六~八月に紫色の唇形の小花が密集し、長さ五センチメートル内外の穂となって、茎頂に咲く。花後に枯れて黒っぽくなった花の穂を煎じて利尿剤とする。茎、葉は眼病、リンパ腺のはれなどに効くという。漢名、夏枯草。ひぐらし。《 季語・夏 》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕② 「ねぎ(葱)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「靫草」の解説 靫草 (ウツボグサ) 学名:Prunella vulgaris subsp.asiatica植物。シソ科の多年草,園芸植物,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報