靴足袋(読み)クツタビ

デジタル大辞泉 「靴足袋」の意味・読み・例文・類語

くつ‐たび【靴足袋】

靴下
青色の―に扣金附しめがねつき半靴穿いた老人」〈二葉亭訳・片恋
くるぶしから下だけの足袋
頭巾を襟巻きにして、中の町ぞうり、八幡ぐろの―」〈洒・通言総籬

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精選版 日本国語大辞典 「靴足袋」の意味・読み・例文・類語

くつ‐たび【靴足袋・沓足袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 足袋のくるぶしから下だけのもの。
    1. [初出の実例]「足袋はつつみぢかに踏(クツ)たび、せちべんなり」(出典仮名草子・都風俗鑑(1681)一)
  3. くつした(靴下)
    1. [初出の実例]「海軍行列〈略〉同じ色の水兵帽を戴き紅段だらの靴足袋を穿き」(出典:風俗画報‐一六三号(1898)余興)

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