鞍馬苔(読み)クラマゴケ

関連語 愛宕 名詞

精選版 日本国語大辞典 「鞍馬苔」の意味・読み・例文・類語

くらま‐ごけ【鞍馬苔】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類イワヒバ科のコケ状の常緑多年草。本州、四国、九州の山野の樹下などに群生する。茎はつる性でよく分枝して地面をはい、長さ三〇センチメートルぐらいになり、所々から白色で糸状の根をおろす。葉は緑色の鱗片状で四列にならぶ。茎の背面につく二個の葉は偏卵形で先がとがり、左右両側の葉は長楕円形でやや大きい。枝の先端部に四角柱状の子嚢(しのう)穂をつける。あたごごけ。えいざんごけ。ようらくごけ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鞍馬苔」の解説

鞍馬苔 (クラマゴケ)

学名Selaginella remotifolia
植物。イワヒバ科のコケ状常緑多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android