音響測深(読み)オンキョウソクシン

百科事典マイペディアの解説

音響測深【おんきょうそくしん】

音波を利用し水深を測定する方法。音響測深機は10〜200kHzの超音波を垂直に放射し,発信から受信までの所要時間を測定し,これに仮定音速を乗じて水深に換算する装置。送受波器と制御・記録装置よりなり,ふつう自記式で連続測深記録が得られる。近年はブラウン管を用いてカラー表示するものもふえている。港湾・河川に使う浅海用から1万m以上の深海用まである。精密測深の際には,水温・塩分を測定し音波伝搬速度を計算し,仮定音速に基づいて得た値を修正する。→ソナー魚群探知機
→関連項目測深機超音波マルチ・ナロービーム音響測深機

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大辞林 第三版の解説

おんきょうそくしん【音響測深】

発射した音波の反響を受信して、海底の深さなどを測定すること。

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世界大百科事典内の音響測深の言及

【DSL】より

…deep scattering layer(s)の略で,深海散乱層あるいは深海音波散乱層と訳す。1930年代より音響測深器が使用され始めたが,音波が実際の海底より浅い数百m付近の層から反射して記録紙に記録されることがあり,偽海底,偽底像,幽霊海底などと呼ばれた。深海で音波を散乱するという意味で,この層はDSL(DSL’s)と呼ばれる。…

※「音響測深」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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