コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

順帝[元] じゅんてい[げん]Shun-di; Shun-ti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

順帝[元]
じゅんてい[げん]
Shun-di; Shun-ti

[生]延祐7(1320)
[没]洪武3=至正30(1370).応昌
中国,元末の皇帝 (在位 1333~70) 。順帝は明の諡号。北元の諡号は恵宗。諱はトゴン・テムル (妥懽帖睦爾) 。第8代明宗の長子。少年時代は高麗や広西に流され,不遇であった。即位後権臣の抗争と漢人の反元朝反乱のなかに在位。治世の前半は政務の干害水害対策などに尽力したが,後半はラマ教におぼれて政治を怠り,紅巾の乱 (→紅巾軍 ) 鎮圧にも無策で,明の太祖 (→洪武帝 ) の進撃に対し,洪武1 (68) 年首都大都 (現北京) を放棄し,応昌で死没した。在位年は元の皇帝中最長。性格は穏やかで,漢文化を愛好した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

順帝[元]の関連キーワード北元至正順帝諡号

今日のキーワード

偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android