日本歴史地名大系 「須波阿須疑神社」の解説 須波阿須疑神社すわあすぎじんじや 福井県:今立郡池田町稲荷村須波阿須疑神社[現在地名]池田町稲荷稲荷(いなり)の中央をほぼ南北に通る旧池田(いけだ)街道わきに太鼓橋があり、参道に樹齢二〇〇年余の杉の大木が並ぶ。山手の小高い所に室町時代の手法を伝える檜皮葺・流造の本殿(国指定重要文化財)がある。稲荷明神社ともいう。「延喜式」神名帳にみえる今立(いまだて)郡一四座のうちの「須波阿須疑(スハアスキ)神社三座」に比定される。祭神は倉稲魂(うかのみたま)命・大野手比売(おおやつひめ)神・建御名方(たけみなかた)命でほかに大田(おおた)命・大己貴(おおなむち)命・伊邪那美(いざなみ)尊・伊邪那岐(いざなぎ)尊・大産霊神を合祀。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報