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領邦法 りょうほうほうTerritorialrecht

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

領邦法
りょうほうほう
Territorialrecht

ヨーロッパにおける分国法。 13世紀以後のヨーロッパでは,領邦主権の成立に伴い,旧来のゲルマン部族の居住地域内に独立の領邦が形成された。しかし領邦君主の関心は,司法の統一化と下級裁判所の裁判の諸欠陥,なかんずく,その不統一の除去に向けられた。その努力の結果が,領邦内での統一的な領邦法の成立となった。多くの場合,領邦法は強くローマ法化されていた。なぜならば,領邦内の局地的慣習は多岐にわたっていただけでなく,内容も不統一であり,したがって領邦内に共通する統一法の基礎として,それらの慣習は役に立たなかったからである。また領邦法の判定は,概して都市法の判定より困難で,しばしば都市法に依存し,かつ相互の借用も行われた。 (→ラント法 )

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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