願掛(読み)ガンカケ

デジタル大辞泉 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐かけ〔グワン‐〕【願掛(け)】

[名](スル)神仏に願い祈ること。願望を実現させるために、神仏に誓いを立てること。百度参り水ごり断ち物などを同時に行うことが多い。「酒を断って願掛けする」
[類語]立願誓願代願祈り祈念祈祷加持黙祷祈願発願願う

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精選版 日本国語大辞典 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐がけグヮン‥【願掛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がんかけ」とも ) 神仏に願い祈ること。また、その願いがかなうように、物断(ものたち)百度参りなどをして神仏に誓い祈ること。願立て。立願。
    1. [初出の実例]「願かけに来たとすだれの外でいひ」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769))

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