願掛(読み)ガンカケ

デジタル大辞泉 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐かけ〔グワン‐〕【願掛(け)】

[名](スル)神仏に願い祈ること。願望を実現させるために、神仏に誓いを立てること。百度参り水ごり断ち物などを同時に行うことが多い。「酒を断って願掛けする」
[類語]立願誓願代願祈り祈念祈祷加持黙祷祈願発願願う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐がけグヮン‥【願掛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がんかけ」とも ) 神仏に願い祈ること。また、その願いがかなうように、物断(ものたち)百度参りなどをして神仏に誓い祈ること。願立て。立願。
    1. [初出の実例]「願かけに来たとすだれの外でいひ」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む