風伝峠(読み)ふうでんとうげ

日本歴史地名大系 「風伝峠」の解説

風伝峠
ふうでんとうげ

御浜町と紀和きわ町の境界にある。標高二五七メートル。「紀伊続風土記」の尾呂志おろし庄の項に次のように記す。

<資料は省略されています>

北山街道は新宮より成川なるかわ高岡たかおか(現紀宝町)を経て、風吹かぜふき(トロトロ坂)を越え、片川かたがわ栗須くるすを経て風伝峠を越え、丸山まるやま赤木あかぎ(現紀和町)を経て大和に至る。本宮街道はもと(現熊野市)より本宮(現和歌山県本宮町)に至る。ともに風伝峠を越え、交通の要所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む