コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

飛ばし トバシ

3件 の用語解説(飛ばしの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とばし【飛ばし】

とばすこと。とばす方法。
含み損が生じた資産を市場価格よりも高値で第三者に転売することによって損失を隠すこと。会社が保有する有価証券の時価が大幅に下落したとき、決算期の異なる他の会社に簿価に近い価格で一時的に売却することによって、決算書への損失計上を回避・先送りすることなどがこれにあたる。金融商品取引法で禁止される損失補填に該当すると判断される場合がある。
飛ばし記事」の略。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

飛ばし

会社が保有する有価証券などが値下がりして損失が出た際、社外のファンド子会社などに、含み損を抱えたままの実態よりも高い価格で一時的に売り渡す手法。会社本体は損失を出さずに済み、損を社外に「飛ばす」ことから名付けられた。決算で損失が表面化するのを避けるため、決算期をまたいでの「飛ばし」が多かった。バブル崩壊後の1990年代前半に相次いで表面化して問題となった。

(2011-11-09 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

大辞林 第三版の解説

とばし【飛ばし】

とばすこと。
俗に、決算対策のため、含み損を抱えた有価証券や不動産、貸付債権などを一時的に他社に転売すること。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

飛ばしの関連情報