飯田義一(読み)イイダ ギイチ

20世紀日本人名事典 「飯田義一」の解説

飯田 義一
イイダ ギイチ

明治・大正期の実業家 三井合名参事



生年
嘉永3年12月22日(1851年)

没年
大正13(1924)年2月10日

出生地
長門国(山口県)

経歴
長州藩士族だが、明治維新実業を志し、明治7年鉄道寮に入った。17年三井物産会社に転じ、大阪支店長を経て、34年理事、43年取締役となった。三井銀行三井鉱山各取締役、三井合名会社参事も務めた。大正3年ジーメンス事件で起訴され、三井関係諸会社の職を辞任。その後、芝浦製作所、王子製紙などの重役として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯田義一」の解説

飯田義一 いいだ-ぎいち

1851*-1924 明治-大正時代経営者
嘉永(かえい)3年12月22日生まれ。明治17年三井物産にはいり綿輸入に従事。43年取締役となる。のち三井銀行,三井鉱山の取締役,三井合名の参事をかねる。大正3年シーメンス事件で起訴され有罪となる。恩赦をうけ,7年大正海上火災保険会長。大正13年2月10日死去。75歳。長門(ながと)(山口県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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