ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飯篠長威斎家直」の意味・わかりやすい解説
飯篠長威斎家直
いいざさちょういさいいえなお
[没]長享2(1488).4.15.
剣道の神道流の流祖。通称山城守,のちに伊賀守と改め,号は長威斎または長威斎入道。生地の香取郡飯篠村から同郷山崎村に移って刀槍を考究し,香取,鹿島の両神宮の神伝により神道流を開創した。若い頃出京して将軍足利義政に仕え,まもなく帰郷,文明 12 (1480) 年,60歳頃入道。松本備前守,諸岡一羽,塚原土佐守など多くの高弟を有し,剣道中興の祖といわれる。
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