養正(読み)ようせい

精選版 日本国語大辞典 「養正」の意味・読み・例文・類語

よう‐せい ヤウ‥【養正】

〘名〙 正義の心を養うこと。正道を養成すること。
※御践祚後朝見の御儀に於て賜はりたる勅語‐昭和元年(1926)一二月二八日「皇考夙に心を養正に宅(お)き、廼ち志を継明に尚くす」 〔易経‐頤卦〕

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普及版 字通 「養正」の読み・字形・画数・意味

【養正】よう(やう)せい

正大の気をやしなう。〔抱朴子、嘉遯に立つの勳、戎に(つ)くの勞無しと雖も、然れども後生切磋(せつさ)し、を弘め正をひ、塗(みち)を殊にするも致を一にするは、狷介(けんかい)の民に非ざるなり。

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