日本歴史地名大系 「養福寺」の解説 養福寺ようふくじ 茨城県:西茨城郡友部町大田町村養福寺[現在地名]友部町大田町松長山成就院と号し、天台宗。本尊は十一面観音。寺伝によれば宝亀八年(七七七)徳一の開基で、弘仁三年(八一二)慈覚大師が本堂・山門を建立したといい、応保元年(一一六一)宍戸家俊が七間四面の堂門を再建、宍戸氏の祈願所となる。江戸時代の朱印高二〇石、除地三石余で、末寺六〇余寺を有した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by