養福寺(読み)ようふくじ

日本歴史地名大系 「養福寺」の解説

養福寺
ようふくじ

[現在地名]友部町大田町

松長山成就院と号し、天台宗本尊は十一面観音。寺伝によれば宝亀八年(七七七)徳一開基で、弘仁三年(八一二)慈覚大師本堂山門を建立したといい、応保元年(一一六一)宍戸家俊が七間四面の堂門を再建、宍戸氏の祈願所となる。江戸時代の朱印高二〇石、除地三石余で、末寺六〇余寺を有した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む